MR-130B
- ホーム
- 商品情報
- 抵抗溶接機器
- パルスヒートコントローラー
- MR-130B
<パルスヒートコントローラーとは>
精密なはんだ接合や熱かしめに最適な温度を得るために、加熱電流をパルス制御する装置です。ヒーターチップに取り付けられた熱電対により、温度をリアルタイムにフィードバックすることで、設定した温度波形を正確に再現できます。はんだ接合、フレキシブルケーブルのACF接合、樹脂の熱かしめに最適です。
▶ 特長
[MR-130B]
トランスが本体一体型で省スペース性を確保。
自動機への組み込みにはレイアウトの自由度が高いトランス分離型の「MR-140A」がおすすめです。
- ◆ ヒーターチップを加熱し、加熱温度と加熱時間を制御
設定した温度プロファイルに基づき、加熱温度と加熱時間を精密に制御します。 - ◆ 大画面液晶モニターを搭載
大画面液晶表示により、設定値、測定値、波形、条件番号、プログラム名称など、多彩な機能を一目で確認できます。 - ◆ エンベロープモニター判定機能
測定温度をリアルタイムに波形表示し、上下限判定する機能を持っています。 - ◆ 温度優先機能を搭載
従来の設定時間優先の通電方法に加え、MR-130Bでは設定温度に達してから設定時間の通電を行う、温度優先機能の選択を追加しました。 - ◆ IDLE HEAT(待機時間)、BASE TEMP(予熱時間)の設定を追加
どのような環境でも安定した温度を保ち、高い再現性を得ることができるIDLE HEAT(待機時間)、フラックスを活性化させるBASE TEMP(予熱時間)の設定を追加しました。
また、従来機ではIDLE HEAT 25~100℃までの設定範囲が、25~300℃まで拡張しました。 - ◆ 温度プロファイルと直結した独立キー配置
温度プロファイルをダイレクトに独立キーにて設定できます。ユーザーインターフェースを考慮した設計です。 - ◆ 出力電圧の自動切り替え
設定条件ごとに最適な出力電圧を自動的に切り替えます。 - ◆ 各条件に名称登録が可能
アルファベットと数字を組み合わせた名称登録が可能。各条件の工程の誤りを防ぐことができます。 - ◆ ヒーターチップ ラインナップ例
お客さまの仕様に合わせたヒーターチップを製作いたします。形状についてはご相談ください。 - ◆ パルスヒート 接合事例
▶ 仕様
機種名 | MR-130B | |
入力電源電圧 | 単相AC180~AC264V 50Hz/60Hz | |
入力ブレーカー容量 | 15A | |
温度精度 | 600℃以下 | 計測の±6℃ または ±2%のいずれか大きい方 |
600℃超 | 計測の±3% | |
繰り返し精度 | 設定の±1% | |
表示範囲 | 15~999℃ | |
温度設定 | BASE | 25~300℃ |
PREHEAT | 60~500℃ | |
REFLOW | 60~999℃ | |
COOL1 | 25~300℃ | |
POSTHEAT | 25~999℃ | |
COOL2 | 25~300℃ | |
IDLE | 25~300℃ | |
時間設定 | BASE | 0.0~99.9秒 |
RISE1 | 0.0~9.9秒 | |
PREHEAT | 0.0~99.9秒 | |
RISE2
|
0.0~9.9秒 | |
REFLOW | 0.1~99.9秒 | |
POSTHEAT | 0.0~99.9秒 | |
加熱速度制御 | 粗加熱速度 | Fast / Medium / Slow / Very Slow |
微細加熱速度 | 0~99% | |
出力電圧(1次電圧 240VRMS 時) | Fast : 3.81V / Medium : 1.90V / Slow : 1.27V / Very Slow : 0.95V | |
冷却方式 | 強制空冷 | |
条件設定※ | パネル操作 または 外部コントローラー(RS-232C/RS-485C接続) | |
RS-232C/RS-485Cコネクタータイプ | 標準型9ピン D-Subコネクター・メス(インチナット:#4-40) | |
設定可能温度プロファイル数 | 63 | |
外形寸法(mm) | 254(W)×466(D)×320(H) | |
質量 | 27kg | |
周囲温度/相対湿度 | 15℃~40℃ /93%以下(40℃において) |
※外部コントローラーはお客さまにてご用意ください
▶ 外観図
▶ 商品の外観図、サイズをご紹介します。
- ◆ MR-130B